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西部衛生センター

施設概要

西部衛生センター

・所在地
  福島県南会津郡南会津町山口字下荒町2172−14
・竣 工
  平成3年3月
・処理能力
  25KL/1日
・処理方式
  高負荷脱窒素処理方式+膜分離法式
・事業費 618,000千円

受入、前処理設備 
1.受入室 2.破砕機

収集したし尿及び浄化槽汚泥は受入口より投入され、砂等を除去した後受入槽に入ります。そこから破砕しスクリーンにより固液分離後、スクリュープレスにより脱水されます。そのし尿は貯留槽より生物反応槽に投入されます。
1.し尿及び浄化槽汚泥を受け入れます。
2.破砕機により夾雑物を破砕します。


一次、二次処理設備 
1.酸素溶解用循環ポンプ 2.エゼクター 3.UF膜分離装置

貯留槽より投入されたし尿等は、生物反応槽においてBOD、COD等の除去とともに、窒素の除去を行います。生物反応槽の運転はコンピューターにより自動制御します。処理水はUF膜装置により固液分離します。この膜分離方式を採用することにより処理水中のSSは0になります。
1.生物反応槽に酸素を供給します。
2.循環液中に空気を混合します。
3.生物反応処理水を固液分離します。


高度処理設備
1.凝集UF膜装置 2.活性炭吸着塔

一次、二次処理水中の、COD、リン、色度等を除去するものであり、凝集分離設備(UF膜分離)、活性炭吸着設備を組み合わせたものです。

1.凝集後固液分離をして、COD、リン等を除去します。
2.凝集処理水中のCOD、色度等を除去します。


脱臭設備
1.薬液洗浄塔 2.活性炭脱臭塔

臭気は、し尿処理施設において最も問題となる点です。
本施設では、匂いを封じ込め、吸引装置によって、施設の外や室内に出てこない様にしています。さらに高濃度臭気には、薬品を注入し、中低濃度臭気として処理可能としています。
1.臭気を薬品で洗浄します。
2.臭気を活性炭にて吸着脱臭します。


脱水、焼却設備
1.汚泥脱水機 2.乾燥焼却設備

一次、二次処理及び凝集処理より排出される汚泥は、脱水され、ホッパーに貯留後、乾燥焼却されます。
1.遠心脱水機により脱水します。
2.ロータリーキルンにより乾燥焼却します。

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南会津町山口字下荒町2172-9

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